こんにちは、ハジメです。
6月。給与明細を見て「おっ、今月は多い」とニヤけたあと、気づけば財布が軽くなっている……。そう、夏のボーナスシーズンですね。
僕も新入社員のころ、初めてのボーナスで欲しかった時計を買って、焼肉に行って、洋服を買って……気づいたら口座残高がほぼ元通りでした。「あれ、ボーナスって何だっけ?」と真顔になったあの日のことを、今でもよく覚えています。
同じ失敗をしてほしくないので、今日は「夏のボーナス、どう使えば未来の自分が喜ぶか」というテーマで、初心者向けにゆるくお話ししていきます。
夏のボーナス、みんないくらもらってる?
まず気になるのが「みんなどれくらいもらってるんだろう?」という素朴な疑問。各種調査を見ていると、夏のボーナスは数十万円台がボリュームゾーンと言われています。業種や会社の規模で大きく差があるので、具体的な金額は人によってバラバラです。
ここで大事なのは、「金額の多い少ない」で一喜一憂しないこと。10万円のボーナスでも、使い方次第で来年の自分の景色を変えられます。逆に、100万円もらっても全部使ってしまえば、半年後にはなかったことになります。
大切なのは「いくらもらったか」ではなく「いくら残して、どう育てたか」。これは僕が社会人になって痛感したことです。
ボーナス、全部使っちゃダメな理由
「ボーナスは頑張ったご褒美なんだから、全部使ってもいいじゃん!」という気持ち、めちゃくちゃ分かります。僕も20代の前半はそのスタンスでした。でも、いま振り返ると、もうちょっと冷静になっておけばよかったなあと思うんです。
理由1:来年の自分のため
ボーナスは「今の自分」だけじゃなく、「未来の自分」のものでもあります。今年の夏に全部使ってしまうと、来年の自分は「今年の自分の浪費の尻拭い」をすることになります。逆に少しでも残しておけば、来年の自分はその分ラクができます。
理由2:突発的な出費に備えるため
人生って、本当に予想外のことが起きます。スマホを落として画面が割れる、急に歯医者に行くことになる、家族の冠婚葬祭、エアコンが急に壊れる……。こういう突発出費は、必ずやってきます。
このときに「貯金ゼロ」だと、クレジットカードのリボ払いやキャッシングに頼りがちで、そこから家計が崩れていきます。ボーナスは、そういう「もしも」のクッションを厚くしてくれる最高のチャンスなんです。
突発出費に備える「生活防衛資金」の考え方については、生活防衛資金はいくら必要?初心者向けに目安と作り方を解説で詳しくまとめています。
ハジメ流・ボーナスの黄金バランス
ここからが本題。僕が今、自分なりにしっくり来ているボーナスの配分を紹介します。あくまで「ハジメ個人のやり方」なので、自分の状況に合わせてアレンジしてください。
- 貯金:40%(未来の安心のため)
- 投資:30%(お金に働いてもらうため)
- 自己投資:20%(自分の価値を上げるため)
- ご褒美:10%(明日も頑張るため)
「貯金40%は多くない?」と思うかもしれません。でも僕は、まだ生活防衛資金が十分じゃないうちは、ここを厚めにすることをおすすめしています。土台がないまま投資や自己投資を増やしても、結局途中で崩れちゃうんですよね。
①貯金40%:守りのお金
まずは「いざというときに使えるお金」をしっかり確保します。生活費の3〜6か月分が貯まっていない人は、ボーナスのチャンスにここを一気に積み増しましょう。
ポイントは、給与口座とは別の口座に「先に」移すこと。残ったら貯金、ではなく、貯金してから残りを使う。これだけで貯まり方が全然変わります。
「先取り」の仕組みについては、先取り貯金のやり方|給料日にやることリストが参考になります。
②投資30%:お金に働いてもらう
貯金の土台ができてきたら、次は「お金に働いてもらう」フェーズです。とはいえ、いきなり大金を投資に回すのはちょっと怖いですよね。僕も最初はビビりまくっていました。
初心者の方は、まずは制度の仕組みを知るところから始めるのがおすすめです。新NISAとは?初心者向けに仕組みをやさしく解説もあわせてどうぞ。
③自己投資20%:未来の収入のタネ
意外と見落とされがちなのが、自己投資。本、資格、スクール、健康のためのジム、ちょっといい仕事道具など、「未来の自分の収入や満足度を上げる」ものにお金を使う枠です。
僕の場合、ここでお金の本を10冊くらいまとめ買いした夏があって、それが今のブログにつながっているので、自己投資ってちゃんと効くんだなあと実感しています。
④ご褒美10%:頑張った自分へ
そして最後に、ちゃんと「ご褒美枠」も作っておきます。ここがゼロだと、節約が続かないんですよね。我慢して我慢して、ある日プチっと切れて爆買い……というのが一番もったいないパターンです。
「これは絶対やる」と決めた楽しいことに、堂々と使いましょう。罪悪感ゼロで楽しめるのが、計画的ご褒美のいいところです。
「ボーナス払い」と「繰り上げ返済」で気をつけたいこと
ここで、ボーナスにまつわる落とし穴を2つ紹介します。
落とし穴1:ボーナス払いに頼らない
家電や旅行をクレジットカードで「ボーナス一括払い」にする人は多いと思います。でも、これに頼り出すと、ボーナスが「自由に使えるお金」ではなく「すでに使い道が決まっているお金」になってしまうんですよね。
毎年ボーナスが満額もらえる保証はどこにもありません。会社の業績や景気によって、ぐっと減る年もあります。ボーナス払いは、なるべく避けるか、あっても「枠の中の一部」にとどめるのが安心です。
落とし穴2:繰り上げ返済より、まず防衛資金
住宅ローンや奨学金、自動車ローンなど、借金がある人は「ボーナスで一気に繰り上げ返済しよう!」と思いがちです。気持ちはすごく分かります。早く返したいですよね。
でも、僕がおすすめしたいのは「先に生活防衛資金を確保してから、繰り上げ返済を検討する」順番です。手元のお金をゼロにして繰り上げ返済をした直後に病気や転職があると、結局カードローンで借りる羽目になり、本末転倒です。
「半年分の生活費+ちょっとの余裕」が口座にある状態をキープしながら、少しずつ返していくのが、心も家計も安定するやり方だと思っています。
投資に回すなら「いきなり全額」はやらない
「よし、ボーナスの30%を投資に回そう!」と決めたとして、その全額を一気に投資するのはちょっと待ってください。
相場は上がったり下がったりを繰り返しています。タイミングよく高いところで一括投資をしてしまうと、その後の値下がりがメンタルに直撃して、続けるのが嫌になってしまうことも。
そこで初心者の方におすすめなのが、少しずつ、時間を分けて投資するという考え方です。一度に投じず、何回かに分けることで、価格の上下に振り回されにくくなります。詳しくはドルコスト平均法とは?初心者向けにメリットと注意点を解説でまとめています。
「ボーナスは一括で入ってくるけど、投資は毎月にならして買っていく」。これだけでも、続けやすさがぐっと変わってきます。
「来年のボーナス用口座」を作っておく
最後に、僕がやってよかった小ワザを一つ。それは、「来年のボーナス用口座」を作っておくことです。
ボーナスをもらったらまず、貯金40%・投資30%・自己投資20%・ご褒美10%に振り分ける。その「貯金40%」のうち、一部を「来年のための予備費」として別口座に移しておきます。
こうしておくと、もし来年のボーナスが減ったとしても、この口座から補填できます。「ボーナスが減っても生活が崩れない」状態を作っておくと、心の余裕が全然違うんですよね。
ネット銀行なら、目的別に口座を分けられるサービスも多いので、活用してみてください。
まとめ:ボーナスは「未来の自分への仕送り」
今回は、夏のボーナスの使い方についてお話ししました。最後にもう一度ポイントをまとめます。
- ボーナスは「今の自分」だけでなく「未来の自分」のもの
- おすすめ配分は貯金40% / 投資30% / 自己投資20% / ご褒美10%
- ボーナス払いに頼りすぎない
- 繰り上げ返済より、まず生活防衛資金を確保
- 投資に回す場合は、少しずつ時間を分けて
- ご褒美ゼロにしないことも、続けるコツ
- 「来年のボーナス用口座」で、心の余裕を作る
僕はボーナスのことを、最近こんなふうに考えています。「半年に一度、未来の自分に仕送りできるチャンス」。そう思うと、全部使うのはちょっともったいない気がしてきませんか?
もちろん、頑張った自分へのご褒美も大事。だからこそ、ちゃんと枠を決めて、罪悪感なく楽しむ。そして、残りは未来の自分にバトンを渡す。そんなボーナスの使い方ができたら、1年後、2年後の景色がきっと変わってくるはずです。
今年のボーナス、何にいくら使うか、もう決まりましたか?よかったら、この記事の配分を参考に、ちょっとだけメモしてみてくださいね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。ハジメでした。
