投資信託の選び方|新NISAで初心者が何を買えばいいか、3つの軸でやさしく解説

こんにちは、ハジメです。新NISAをきっかけに「投資、始めてみようかな」と思った人が、最初にぶつかる壁。それが「で、結局なにを買えばいいの?」だと思います。

僕も口座を開いたあと、商品リストを開いてフリーズしました。投資信託って、ざっと数えるだけで何千本もあるんですよね。正直、最初は「全部同じに見える…」というレベルでした。

でも、調べていくうちに「投資信託を選ぶときに見るポイントは、実はそんなに多くない」ということがわかってきました。この記事では、僕が初心者目線で整理した3つの軸をシェアします。一緒に第一歩を踏み出していきましょう。

※この記事は特定の金融商品をおすすめするものではありません。最終的な判断はご自身で行ってください。

目次

そもそも投資信託ってなに?という人向けの超ざっくり解説

選び方の前に、ざっくりおさらいです。投資信託とは、たくさんの投資家からお金を集めて、運用の専門家がまとめて株式や債券などに投資してくれる商品、と言われています。

イメージとしては「みんなでお金を出し合って、料理のプロにおまかせコースを作ってもらう」みたいな感じでしょうか。1人だと数万円分の食材しか買えないけど、100人集まれば世界中の食材を組み合わせた豪華なコースが作れる、というイメージです。

新NISAの「つみたて投資枠」では、この投資信託の中でも一定の基準を満たしたものが買えるようになっています。新NISAそのものの仕組みについては新NISAとはなにかで解説しているので、まだピンと来ていない人はそちらも合わせて読んでみてください。

軸その1:インデックス型かアクティブ型か

1つ目の軸は、運用スタイルです。投資信託は大きく分けてインデックス型アクティブ型の2種類があります。

インデックス型:市場全体の動きに連動する

インデックス型は、特定の指数(インデックス)と同じような値動きを目指す投資信託です。たとえば「日本の代表的な企業の平均株価」と同じように動くもの、「米国の主要企業500社の平均」と同じように動くもの、などがあります。

特徴は、運用の手間が少ない分、後で出てくる手数料が安い傾向にあること。そして「市場の平均点を目指す」シンプルな仕組みなので、初心者にも理解しやすいと言われています。詳しくはインデックス投資とは何かで解説しているので、気になる人はぜひ。

アクティブ型:市場平均を上回ることを目指す

一方アクティブ型は、運用のプロが銘柄を選び、市場平均を上回るリターンを狙う投資信託です。「平均より高得点を目指す」イメージですね。

ただし、人が手間をかけて分析する分、手数料は高めになる傾向があります。また、市場平均を上回り続けるのは簡単ではなく、長期で見るとインデックス型に勝てないアクティブ型も多い、というデータも紹介されています。

僕自身は、最初の一本としてはインデックス型から入る人が多いと聞いて、自分もそうしました。「市場の平均でいい」と思えるかどうかが、ひとつの判断軸になりそうです。

軸その2:どこに投資する?(投資対象エリア)

2つ目の軸は、投資対象です。同じインデックス型でも、「世界のどこに投資するか」で性格が大きく変わります。代表的なのは次の3つです。

全世界株式:世界中まるごとに分散

世界中の先進国・新興国の株式に幅広く分散投資するタイプです。「どの国が伸びるかわからないから、世界全体に賭ける」という考え方ですね。

1本買うだけで自動的に世界中に分散される手軽さから、初心者に選ばれることが多いと言われています。僕も「正直、どの国の株が今後強いのか自分にはわからない」と思ったので、ここから入りました。

米国株式:アメリカの主要企業に集中

アメリカの主要企業に投資するタイプです。過去の長期データを見ると米国株式市場は成長を続けてきた、と紹介されることが多く、人気がある投資対象です。

ただし、これからも同じように成長するとは限りません。1つの国に集中する分、その国の経済状況に大きく影響を受けます。

日本株式・先進国株式・新興国株式など

このほか、日本だけ、米国を除く先進国だけ、新興国だけ、といった切り分けの投資信託もあります。すでに全世界株式を持っていて「もう少し新興国を増やしたい」というようなアレンジに使われることが多い印象です。

初心者のうちは、まず全世界株式か米国株式のどちらかを1本選ぶ、というシンプルなところから始める人が多いようです。あれこれ買いすぎると、自分でも何を持っているかわからなくなりがちなので、僕は「最初は1〜2本でいい」と割り切りました。

軸その3:信託報酬(手数料)はとにかく低く

3つ目の軸は、信託報酬と呼ばれる手数料です。これは投資信託を「持っているあいだ、ずっとかかり続ける」コストで、年率0.1%とか1.5%のような形で表示されます。

「年0.1%と1.5%、たかが1.4%の差でしょ?」と思うかもしれません。でも、これが長期になると効いてきます。たとえば30年間つみたてを続けた場合、この差は最終的な金額に大きな影響を与える、と一般的に言われています。

どこをチェックすればいい?

商品ページや目論見書(もくろみしょ)と呼ばれる説明書類に、必ず「信託報酬」または「運用管理費用」として記載されています。インデックス型なら、現在は年率0.1〜0.2%台のものもめずらしくありません。

逆に、同じような中身のインデックス型なのに信託報酬が1%近いものは、コストが割高になっている可能性があります。「中身がほぼ同じなら、手数料が低いほうが有利」とよく言われていて、これは僕も納得感がありました。

3つの軸を実際に組み合わせてみる

ここまでの3つの軸を、ざっくり組み合わせると、初心者の最初の一本としてよく語られるのは次のようなパターンです。

  • 運用スタイル:インデックス型
  • 投資対象:全世界株式または米国株式
  • 信託報酬:できるだけ低いもの(目安として年0.2%前後以下)

もちろんこれが「正解」というわけではありません。ただ、3つの軸という共通のものさしを持っておくと、商品ページを見たときに「これはインデックス型で、全世界株で、信託報酬は◯%か」と整理しやすくなります。

あとは、毎月コツコツ買い付けていく仕組みを作るだけです。買うタイミングを毎回考えなくていいように、自動でつみたてる設定にしておくのが定番のやり方とされています。具体的な始め方はつみたて投資の始め方でまとめているので、合わせてどうぞ。

選ぶときに気をつけたい注意点

最後に、僕自身が「これは気をつけよう」と思っているポイントをいくつかシェアします。

過去のリターンだけで決めない

商品ページには「過去◯年のリターン◯%」といった数字が並んでいます。ついこの数字が大きいものに目が行きがちですが、過去の成績が将来も続くとは限りません。ここは何度自分に言い聞かせても足りないくらいです。

いろいろ買いすぎない

「分散したほうがいい」と聞くと、5本も6本も買いたくなる気持ちが出てきますが、中身が似たような投資信託をいくつも持つと、結局同じものに重ねて投資しているだけ、ということも起こりえます。

全世界株を1本持っていれば、それだけで何千社にも分散されていることになります。最初はシンプルに、慣れてきたら少しずつ調整、で十分かなと僕は思っています。

短期で売り買いしない

価格が下がると不安になって売りたくなるのが人間です。でも、長期のつみたて前提で始めたなら、価格が下がった月こそ「安く多く買えている」とも言えます。ありがちな失敗パターンは投資初心者がやりがちな失敗でもまとめているので、自衛のために一度読んでおくのがおすすめです。

まとめ:3つの軸を持って、まずは1本から

今回お伝えした投資信託の選び方の3つの軸を、もう一度おさらいします。

  1. インデックス型か、アクティブ型か
  2. 投資対象はどこか(全世界株・米国株・日本株 など)
  3. 信託報酬(手数料)はどのくらいか

この3つのものさしさえ持っていれば、商品リストを開いたときの「全部同じに見える…」というフリーズ状態から、ちょっとずつ抜け出せるはずです。少なくとも僕はそうでした。

完璧な1本を探すより、「自分が長く付き合えそうな1本」をまず選んで、少額からでも始めてみる。そのほうが、何ヶ月も悩んでいるよりずっと前に進めると思います。

このサイトでは、これからも初心者目線でお金の第一歩をまとめていきます。一緒に、ゆっくり進んでいきましょう。それでは、ハジメでした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

お金の不安をきっかけに、投資と副業の勉強を始めた20代の会社員です。専門家ではなく、読者のみなさんと同じ目線で「はじめの一歩」を踏み出している一人。実際に試したこと・学んだこと・失敗を、できるだけ正直に書いています。

目次